仕事と勉強を両立し、働きながら税理士資格を取得
M.H.
2006年入社
事業創造大学院大学 事業創造研究科 事業創造専攻 修了
業務部・監査部
税理士・第3課課長
- Qどんなお仕事をされていますか?
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メインは会計・税務に関する業務です
メインは会計・税務に関する業務で、定期的にお客様の会計帳簿を確認し、正確な会計処理が行われているかチェックしています。一年間の利益に基づいた税額計算を経て計算書類の作成まで行います。また会計・税務だけでなく、会社経営に関する様々な問題についてご相談に対応しています。近年は補助金等の活用や、経営計画の策定、システムの活用についてのご相談も多く対応しています。
税理士として他の社員が作成した書類のチェックもしていますし、課長として社内の運営や他の社員の指導教育にも関わっています。
- Q税理士を目指したきっかけは?
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目標を掲げたいと思っていたところ、当時の上司から勧められました
入社時点では税務・会計に関する知識が殆どなく、仕事ができるようになるためには自分で勉強する必要がありました。ただ漫然と勉強をするよりも目標を掲げた方が良いと思っていたところ、当時の上司から税理士試験の勉強を勧められ、会計科目の簿記論から勉強を始めました。科目に合格すれば毎月手当に反映されることも魅力でした。ただ、最初から税理士を目指していたわけではなく、簿記論と消費税法の2科目に合格した段階で、「税理士の資格が取れるかもしれない」と明確に意識しました。
- Q仕事と勉強の両立はどのようにされていましたか?
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一年間のスケジュールを立て、勉強時間を捻出
仕事と勉強の両立で一番の課題は勉強時間の確保ですが、税理士資格に限らず、社会に出てからの勉強は自己啓発の側面もあり、本質は自分がどれだけ勉強へのモチベーションを保てるかです。特に結果が伴わない内はモチベーションも上がらず、私も停滞した時期がありましたが、段々と資格取得への想いが強くなりました。最終的に大学院時代は予定の立て方・業務の進め方を全て見直して一年間のスケジュールを立てることで、残業をなくして勉強時間を捻出し、週4日の通学に対応しました。
- Q税理士になる前と後で仕事内容は具体的にどのように違いますか?
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お客様と接する際の責任はより重くなったと感じます
まだ税理士として登録してから日が浅いので、仕事内容の明確な違いはそれほど多くありませんが、既存のお客様からの相談だけでなく、スポットのご相談への対応も担当するようになり、お客様と接する際の責任はより重くなったと感じています。また税理士として登録してから税理士会の活動に参加するようになり、他の税理士と接する機会が増えたことで、様々な刺激をいただいています。
- Q今後チャレンジしたいことや目標を教えてください
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地域の経営者・後継者の頼れるパートナーでありたい
私は税理士であると同時に、大学院で経営学を学びMBAの学位を修得しています。これは社内の他の税理士とは違うキャリアですので、この税務と経営に関する知識を両輪として、地域の経営者・後継者の頼れるパートナーでありたいと考えています。特に、大学院で共に学んだような起業・事業創造を志す人々や事業承継者を支援し、地元中小企業の発展に寄与していきたいと思います。そのためにも、税務だけでなく、経営に関する知識についても磨きをかけていきたいです。
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